新作情報554「首輪の奉仕犬」(ノワール) 主演:川上ゆう 監督:魁
(寸評)充実の調教ドキュメント。少し気になった川上ゆうの「SM慣れ」。

お気に入りの川上ゆうの新作。「SM探偵団」では、これまで「奴隷市場の女2」「奴隷市場の女・完全版」「悦虐団地妻・森野雫」「[SMの宴]嗜虐のインセックス」を紹介。どれも良心的な抜けるビデオでした。今回は初の調教ドキュメントですが、充実した作品になっています。

監督は魁。「奴隷市場の女」「奴隷市場の女2」および「悦虐団地妻」の特典映像を演出しています。川上ゆうの良さをうまく引き出しています。基本的にきつい責めを表現するのが得意のようで、はずれがないように思います。

ビデオの内容は

1)インタビュー。
川上ゆうの上品さが良く出ています。
川上はブログを持っていますが、文章がうまい女優さんと思います。話す言葉もきちんとしていて、「こんな女性が緊縛されて。。」的雰囲気、良いつかみです。

2)全裸M字開脚での電マ責め→蝋燭責め
悪いシーンではありませんが、川上がイク瞬間が判然とせず、少し不満が残りました。編集は丁寧に行われていると思いますが、最後でブチ切りしてしまったようです。

3)長襦袢で緊縛されての浣腸責め
片足吊り。このシーンは見応えがありました。片足吊りでの浣腸シーンは、グラビアでは良く見ますが、動画では初めて見たような気がします。浣腸に薬を入れるシーン→アナルをマッサージ→注入→排泄の過程が丁寧に描かれています。

4)ペットプレイ
個人的にペットプレイは苦手で、あまり注視しませんでしたが、川上の表情はかわいらしいと思いました。この作品では、犬の格好で川上が飲食するシーンが数箇所あります。とてもおいしそうに食べています。以前、SM雑誌で、女性が犬の格好で飲食を強要されるシーンは何とも言えず嗜虐的だということを読んだことがありますが、その手のマニアの方には名シーンなのだと思います。

5)鼻責め、吊りでのファック、イマラチオ
どれも苦手なので、早送りしてしまいました。すみません。

6)スリップでの水平吊り→乳首紐責め
この作品でもっとも気に入ったシーンです。川上ゆうの乳首はピンク色で常に勃起しているように見えるほど固そうです。まさにタコ糸で縛って欲しいと言わんばかりの乳首です。乳首を結わいた紐には重りが付けら、乳首が千切れるくらいに引っ張られます。乳首を引っ張られた瞬間の川上の小さな叫び声には、感動してしまいました。

7)一本鞭責め
これは痛いと思います。残酷美あふれる美しいシーンでした。

以上、どんな嗜好のマニアも楽しめる調教ドキュメンタリーとなっています。ただ、苦言を呈すれば、川上ゆうは若干SM慣れしているようにも思えました。
どこがどうとはうまくいえませんが、彼女の最初のSM主演作「被虐の団地妻」と今回の作品のバイブ責めを比較して見ると、今回の彼女の表情には余裕がありました。
川上は非常に演技力のある女優さんと思います。今まで上司から関係を迫られる団地妻、病弱の妹のために自らを犠牲にする心優しい姉の姿を見事に演じていました。となれば、川上をドキュメンタリーモノに出すのは少しもったいないような気もします。
どんないい女優さんも、「SM慣れ」は仕方がないと思います。彼女の羞恥心や怯えの表情が十分に表現できる設定で、「SM慣れ」を感じさせない初々しい演技が見たいものです。


    (2008年11月アップ)


目次に戻る